競馬を日々研究中!船橋・臼井、新成人の誓い「技術身に付けたい」

[ 2017年2月10日 05:30 ]

臼井健太郎騎手
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 【地方競馬です!!】先月成人式を迎えたフレッシュマンが、競馬でも快速発進だ。1月14日で20歳になった臼井健太郎騎手(船橋・函館)。デビューした15年4勝、16年7勝とコツコツと勝利を重ねてきた。17年は9日までで4勝。6日の船橋で自身2度目の1日2勝を挙げるなど、勢いある騎乗を見せている。

 6日の2勝のうちの一つ、ナリユキマカセは門別からの転入初戦を快勝し、連勝を5に伸ばしていた。転入当初から調教をつけてはいたが、臼井騎手にとって連勝馬にレースで騎乗するのは初めて。「自分で連勝を止めたらと思うと、プレッシャーだった。勝てて良かった」と胸をなで下ろした勝利は、少なからず自信につながるものだった。

 学生時代は野球に打ち込んだスポーツ少年。明るく真面目な性格で、毎朝午前2時から調教に励む。その努力が少しずつつながり、騎乗数も増えてきた。

 昨年は自厩舎の重賞馬・カキツバタロイヤル(引退)に騎乗する機会にも恵まれた。「オープン馬の背中や、レースを体感できたのは大きかった」。一つ一つの経験を糧にさらに上へ。「まだ2キロの減量特典に助けられている。4月からは1キロ減になるので、差が出ないよう技術を身に付けたい。勝ち星を増やすため、もっと攻め馬にも乗って競馬を研究したい」。力強く新成人の誓いを立てた。(秋田 麻由子)

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2017年2月10日のニュース