【京都新馬戦】ついにベールを脱ぐバラ一族 ロゼリーナ軽やかに追走

[ 2016年2月5日 05:30 ]

 日曜京都6R(芝1600メートル)で華麗なるバラ一族がついにベールを脱ぐ。10年ジャパンC覇者ローズキングダムの全妹ロゼリーナ(牝=藤原英、父キングカメハメハ)は2週続けての除外となり、ここが初陣。「使いたいところに使えなかったが、能力は高いものを持っている」と藤原英師が話すように、中間の稽古は活気のある動きを見せている。

 最終追いはルメールを背に坂路でダノンルージュ(6歳1000万)と併せ、しまい重点に4F53秒2~1F13秒1。重いチップに脚を取られながらも、格上相手に2馬身追走から1馬身差まで追い上げる軽やかな身のこなし。

 田代助手は「柔らかみのあるキャンターで動きに切れがある。さすが良血という感じ。メンタル面もしっかりとしているし初戦から楽しみ」と素質の高さを話す。兄ローズキングダムは京都でデビュー戦を制し、3連勝で2歳王者に輝いた。偉大な背中を追って妹も淀のターフで躍動する。

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2016年2月5日のニュース