【ジャパンC】トリップトゥパリス 陣営「これ以上を望めない状態」

[ 2015年11月27日 05:30 ]

芝コースで調整するトリップトゥパリス

 東京競馬場で調整しているトリップトゥパリスは芝コースで7F98秒6~1F13秒8。あいにくの雨馬場を苦にすることなく確かな脚さばきを披露した。落ち着きもあり気配は上々。トレヴァージョーンズ助手は「素晴らしい馬場で適性を感じた」と好感触をつかんでいた。

 英国馬だが、メルボルンC(4着)の豪州から来日。同助手は「白井(競馬学校)ではあまり元気がなかったが、東京競馬場に来て良くなった。よく飲みよく食べ、これ以上を望めないほどの状態」と急上昇ぶりに目を細めた。

 10、11年エリザベス女王杯連覇のスノーフェアリーなど日本の競馬をよく知るダンロップ厩舎。メルボルンCでは13年天皇賞・春3着の僚馬レッドカドーが骨折し、後に安楽死の措置が取られた。12年ジャパンCにも出走(8着)した先輩の分まで。同助手は「いいレースができると思ってやって来た」と言葉に力を込めた。

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2015年11月27日のニュース