【芦屋・チャレンジC】峰、3日目大敗もV字回復へ気合 

[ 2015年11月27日 05:30 ]

得点率トップから現在8位。巻き返しに燃える峰

 芦屋ボートのSG「チャレンジカップ」は27日、準優勝戦メンバーが決まる予選最終日を迎える。2日目まで得点率トップに立っていた峰竜太(30=佐賀)は、3日目の大敗により現在8位。賞金トップ6入りを狙っているだけに、ズルズル負け続けることはできない。2期連続で最高勝率をマークした底力を発揮し、巻き返しを図る。

 峰が雪辱に燃えている。得点率1位で予選を折り返したものの、3日目は急ブレーキを踏んでしまった。7Rは岡崎と松井に競り負けて5着。イン発進の後半12Rはスタートで立ち遅れ。さらに、振り込んだ艇に接触する不利が2回も重なった。結果はまたも5着。得点率8位まで転落した。「(12Rは)練習していない起こし位置になって、スタートが分からなくなった。2回ぶつかったと思うが1回目は覚えていない」。不運だったことは確かだが、冷静さも失っていた。

 それでも仕上がりには胸を張る。「足は変わらず良かったと思う。リズムを思い切り崩してしまったが取り返せる足はある」。2日目に「本格化した」と言い切った舟足は健在だ。きょう10Rは5号艇で登場。大外から突き抜けた初日ドリーム戦のように、再びアウトから台頭してきても不思議はない。

 現在の賞金ランキングは7位。グランプリのトライアル1stが免除される6位以内まであと一歩だ。「出場できることは決まっているが、やはり6位以内に入りたい。いつも通り、優勝を狙っていく」。シード権ゲットに向けても気合が入る。見据える先は準優の内枠。果敢な走りでV字回復を成し遂げる。

 この峰のイン戦を破った中沢が、3日目終了時点で得点率トップに浮上した。実戦型で仕上がりも申し分なく、予選1位通過へ視界は良好だ。得点上位につける山崎、池田、笠原も気配は上々。地元の瓜生は昨6Rの転覆で14位に降下。アクシデントが舟足に与える影響も気になるところだ。

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2015年11月27日のニュース