【中山牝馬S】バウンスシャッセが重賞2勝目飾る

[ 2015年3月15日 16:13 ]

 「第33回中山牝馬S」(G3、芝1800メートル・晴・良)は、15日、中山競馬場11Rで行われ、田辺騎手騎乗の3番人気、バウンスシャッセ(牝4、藤沢和厩舎、父ゼンノロブロイ、母リッチダンサー)が、差し切って優勝した。勝ち時計は1分47秒5。

 先行脚質のミナレット、サクラプレジール、マイネグレヴィルなどが先行した。1番人気のブランネージュはすぐその後につけ、エバーブロッサムなどが続いた。この時期のレースとしては1000メートルが59秒と、やや早いペースでレースは進み、縦長の展開になった。

 先行勢は快調に先頭を進み、3コーナーからさらにペースが上がって各馬が追い込みにかかる。中でも、最後方に位置していたバウンスシャッセはじわじわと上昇、4コーナーでは先頭各馬との横一線に加わり、大外からいい脚を長く繰り出した。

 直線中ほどでは、アイスフォーリスとのマッチレースの様相だったが、グイッグイッと伸びて退け1着でゴールインした。

クビ差の2着はアイスフォーリス、そこからさらに1馬身差の3着はパワースポットが入った。 
バウンスシャッセは、昨年3月のフラワーC(G3)以来の重賞制覇となった。戦績は12戦4勝。

続きを表示

2015年3月15日のニュース