【東京新聞杯】マイネルホウオウ 屈腱炎克服し1年9カ月ぶり復帰

[ 2015年2月3日 05:30 ]

1年9カ月ぶりに実戦復帰するマイネルホウオウ

 東京メーンはG3の東京新聞杯。左前屈腱炎で休養していたG1馬マイネルホウオウが、約1年9カ月ぶりに実戦復帰する。今回と同じ舞台の13年NHKマイルCで鮮やかな差し切りV。さらなる飛躍を期待されながらも、長い闘病を余儀なくされた。

 先月中旬に美浦に帰厩して乗り込みを開始。畠山吉師は「ようやく戻ってきたという感じ」と話すが表情は明るい。休養前に480キロ台だった体重は540キロ前後まで増加。「成長分もある」と数字は気にしていないが、「まだ重い感じは残る」が本音だろう。

 それでも1月28日の1週前追いでは坂路で4F56秒0をマーク。雪で時計がかかる馬場で、この日2位タイの好時計だった。騎乗した柴田大は「ブランクがあるのに、さすがです」と感服。今回はマイネルメリエンダに騎乗するため松岡に手綱を譲るが、柴田大がG1初勝利を飾った馬だけに、復活を心から望んでいる。 

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2015年2月3日のニュース