良血パピヨン＆プエルト高評価

　【先週の新馬戦】東西のダート戦を勝ち上がった良血２頭が将来性を含めてＢ評価。土曜京都のパドパピヨンは芝のスプリント重賞を３勝したパドトロワの全妹。２番手追走から楽に抜け出した。兄同様、スピードタイプで芝でも十分やれそう。土曜東京のプエルトは６馬身差Ｖ。Ｇ１馬カレンブラックヒルの半弟という血統から、芝替わりでパフォーマンスを上げそう。今後は芝参戦も視野に入っている。

　東京芝レースで勝ち上がった関西馬キタサンブラック（歌手の北島三郎が所有）は、外から伸びた人気のディープインパクト産駒との追い比べを制した。勝ち時計は平凡だが、非凡な勝負根性が光る好素材。“サブちゃん”も「クラシックに出たら、競馬場で歌ってしまうよ」と上機嫌で素質にホレ込む。日曜京都のオメガゴールドレイも着差はわずかだったが、追って味があるタイプ。距離は延びても対応できそう。