【きさらぎ賞】関東牝馬ルージュバック進撃 牡馬相手に能力証明済み

[ 2015年2月3日 05:30 ]

初の関西遠征を迎える注目馬ルージュバック

 関東からは牝馬ルージュバックが果敢に挑戦する。新馬→百日草特別と無傷の2連勝中。その前走は10頭立てとはいえ、縦長の隊列の後方2頭目を追走。直線だけの競馬で、馬場の中央を豪快に突き抜けた。

 勝ち時計2分00秒8は東京芝2000メートルの2歳レコード。2馬身半差をつけた2着ベルーフが、その後にエリカ賞、G3京成杯を連勝しており、大竹師は「戦わずして(ルージュの)評価が上がっている」と苦笑いだ。

 既に牡馬と互角以上に戦える能力は証明済み。関西圏への輸送や右回りなど未知の要素を早めに経験させておくことも、今回の遠征の主眼の一つだ。「気性のコントロールができるようになり稽古も動いている。長所の切れ味を生かせれば」と師。ここで結果を出せば夢は大きく膨らむ。

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2015年2月3日のニュース