今週復帰の内田、いきなり13鞍騎乗「ありがたい」

[ 2014年11月7日 05:30 ]

内田騎手

 8月31日の新潟競馬で落馬し、左手尺骨遠位端骨折で戦列を離れていた内田博幸騎手(44)が、今週の東京競馬で復帰する。

 既に先週から調教への騎乗を再開しており「問題なく乗れている」と内田。11年にもレース中の落馬で頸椎(けいつい)を骨折し、8カ月の休養を経験したこともあり「前回の長い休みとは骨折の部位も違うし、あれほどのケガではなかった。普通にトレーニングをして、馬に乗るための体はつくってきた」と話す。

 名手の復帰を待ちわびていた厩舎サイドからは続々と騎乗依頼が舞い込んだ。復帰週から土日で13鞍に騎乗。内田は「ありがたいとしか言いようがない。地道に信用を積み重ねていきたい」と神妙な表情。土曜は京王杯2歳Sのコウソクコーナー、日曜はアルゼンチン共和国杯のスーパームーンと重賞にも騎乗。来週のエリザベス女王杯ではヴィルシーナに騎乗する。

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2014年11月7日のニュース