【平和島・関東地区選手権】石渡 準優快勝、地区選初Vへ!

[ 2014年2月13日 05:30 ]

優勝戦1号艇を獲得した石渡

 G1「第59回関東地区選手権」は13日、ボートレース平和島12Rで優勝戦が行われる。予選トップ通過の石渡鉄兵(39=千葉)が準優12Rを逃げ切り、ファイナル1号艇を獲得した。今節は上位級の舟足を引き出し、スタートも安定して決まっている。インの利もそろい、地区選初Vへ死角はない。あとは1Mのターンに集中するだけだ。対抗は2号艇の黒井達矢(25=埼玉)。差しハンドルで準優11Rの再現を狙う。

 12日の準優3レースでただ1人、イン逃げを決めた石渡。今シリーズは序盤から強力な伸びを引き出していたが、出足や回り足も徐々に上向いている。優勝戦でも足負けすることは考えられない。あとはスタートとなるが、準優12Rでコンマ13を決めたようにS勘は問題なし。まくられる心配もない。1Mでターンミスさえしなければ逃げ切り濃厚だ。速攻VでSG総理大臣杯(3月18~23日、尼崎)の出場権を手に入れる。

 対抗は、準優11Rでイン斉藤を差し切った黒井。優勝戦も同じ2号艇となるだけに、狙うは準優の再現のみだ。1M鋭角差しからBS内伸びで石渡に迫る。3番手以下は混戦だが、カドの利と機力がそろう斉藤を指名。自力攻めとまくり差しの両面策で、同タイトル初制覇に挑戦する。

 昨年の賞金王決定戦から5節連続優出中の毒島も、旋回力があるだけに侮れない。

 ▼(1)石渡鉄兵=準優は差されて当然の展開だった。回り足が良く舟が返ってくる。伸びも上位。スタートは行く気。0台後半を狙う。

 ▼(2)黒井達矢=試運転の体感が良かったので何もしないで行けた。行き足は前検から良くバランスが取れた。スタートは勘通り。

 ▼(3)山田哲也=伸びは上位。少し重いが、舟が向くし乗りやすいので気にしない。ここは回数走っているのでスタートは見えている。

 ▼(4)斉藤 仁=上位あるが乗り心地に関しては修正が必要。仕掛けられる伸び、展開突ける回り足にしたい。スタートはしやすい。

 ▼(5)毒島 誠=準優は出足型にした。ペラで反応するようになった。伸びだけなら普通だが、トータルしたら悪い足ではない。

 ▼(6)福島勇樹=比較は分からないが、4日目の後半から伸びもついてきて全体に良くなった。ピット離れいいが、みんないいから。

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2014年2月13日のニュース