【フェブラリーS1週前追い】ベルシャザール 2馬身突き放す

[ 2014年2月13日 05:30 ]

坂路で追い切るベルシャザール

 フェブラリーSの1週前追い切りが12日、栗東トレセンで行われた。昨年の最優秀ダートホース、ベルシャザール(牡6=松田国)が坂路併せ馬でびっしり追った。ウォンテッド(障害オープン)に残り200メートルで並び、手綱をしごくと2馬身突き放した。4F53秒4をマーク。松田国師は「息の入りもいいし、体は10キロ増えてパワーアップ。間隔を空けた分、良くなっている」と目を細めた。

 昨年JCダート優勝後は放牧に出て、1月12日に帰厩。当初はCWコースで乗り込み、2週前から坂路主体にチェンジ。「CWコースで歩幅を伸ばすように調教。それから故障のリスクを少なくするために坂路で2本乗り。しっかり乗り込んだ」と説明する。

 東京砂マイル戦は武蔵野Sで快勝した舞台。「芝スタートの方がスピードに乗りやすいし、JCダートよりレースはしやすい」と舞台替わりも歓迎。次走に大目標のドバイワールドC(3月29日、メイダン競馬場)が控えるが「ここはメンバー的にもトライアルとしての使い方はできない」と勝って遠征する構えだ。

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2014年2月13日のニュース