重賞も即通用の器ビバワールド 母は02年阪神JF制覇ピース

[ 2013年12月17日 05:30 ]

 血統馬が評判通りのセンスの良さを発揮。阪神芝2000メートルを逃げ切ったビバワールドは母が02年阪神JFを無敗で制したピースオブワールド。1000メートル通過1分7秒4の超スローに持ち込み、直線でも手応え十分に押し切った操縦性の高さは相当だ。岩田は「物見しながらも反応した。どこからでも競馬ができそう」。控える形にも対応できそうだ。重賞でも即通用の器。同じく阪神芝1600メートルで勝ち上がったグレナディアーズは祖母が97年桜花賞馬キョウエイマーチ。遅い流れの中、折り合い、残り200メートルで先頭に立って押し切った。制御の利いた走りで距離延長にも対応可能だ。

 中京で上がり3F35秒0で差し切ったシセイカスガの決め手も非凡。短距離での活躍が見込める。

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2013年12月17日のニュース