【有馬記念】ゴールド管理の須貝師 人馬がほれる飾らない人柄

[ 2013年12月17日 05:30 ]

須貝師

 ゴールドシップを管理する須貝厩舎。その強さの源は須貝師が持つ人懐こいキャラクターにある。ベテラン調教師の前で失敗談を披露し、顔をくしゃくしゃにして笑う。裏表のないその笑顔に一発で魅了される関係者は多い。厩舎スタッフは「うちの先生はホントに…」と苦笑いを浮かべるが、「先生を支えたい。男にしたい」という気持ちからの苦笑だ。

 人懐こさは、馬が相手でも変わらない。馬房で馬と長時間、遊ぶ様子が何度も目撃されている。馬が「この人を男にしたい」と思うかどうか定かではないが、人への信頼が好成績に直結していることは確かだろう。

 今秋、記者の誕生会が行われることを知った師は「俺も行く」と言い、ひと回り以上も年下の記者の中で盛り上げ役を買って出た。この飾らぬ人柄に人馬ともほれるのだ。

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2013年12月17日のニュース