【京都新馬戦】こじはる命名の超良血モンドシャルナ出陣!

[ 2013年10月25日 06:00 ]

いよいよベールを脱ぐモンドシャルナ

 26日の京都芝2000メートルで噂の超良血がいよいよベールを脱ぐ。ディープインパクトの半弟という超良血モンドシャルナ(牡=角居、父ネオユニヴァース)。AKB48の小嶋陽菜(25)が名付け親で、名前の由来は「モンド」が仏語で“世界”。同じく「シャ」が“猫”で、自身の名前“はるな”をもじって「シャルナ」。角居師は「おしゃれな名前ですね」とお気に入りの様子だ。

 もちろん能力も折り紙付きだ。23日の最終追い切りはCWコース併走で5F68秒0~12秒3を馬なりでマークし、バリローチェ(3歳500万)に1馬身先着。そして1週前には福永を背にして、芝コース馬なりで5F69秒0~11秒6。素軽いフットワークに鞍上の期待も高まるばかりだ。

 「いい馬やね。まだ緩さはあるけど、脚が軽くていい走りをするね。走りそうな雰囲気があるよ」

 11年セレクトセール当歳部門での落札価格は2億5000万円。松田助手もその値段にふさわしい能力があると口にする。

 「まだ幼さを感じさせるところはあるけれど、素質はいいものがありますよ。我慢ができて、負けず嫌いな。どれだけ切れるのかな、という感じもあります」

 しっかりと折り合いが付いて、追ってからしっかり伸びて、競り合いにも強い―。非凡なレースセンスを秘めた逸材がどんなパフォーマンスを披露するのか、その時が刻一刻と迫ってきた。

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2013年10月25日のニュース