【高松宮記念】ロードカナロア強い!レコードでG1・3勝目

[ 2013年3月24日 15:48 ]

高松宮記念を制したロードカナロアと岩田康誠騎手

 春の最強スプリント王決定戦G1「第43回高松宮記念」(芝1200メートル・晴良17頭)は24日、中京競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の1番人気、ロードカナロア(牡5=安田厩舎)が直線一気差しで快勝した。勝ち時計1分08秒1はコースレコード。

 レースはメモリアルイヤー、ハクサンムーンが先手争い。アイラブリリ、マジンプロスパー、ミキノバンジョーなどが続く。ロードカナロアは少し出遅れたスタートから中団でレースを展開。

 内ハクサンムーンが先頭で直線へ。これをサクラゴスペルが追うも、その外からやってきたのは、やはりロードカナロア。鞍上・岩田の左ムチに呼応し脚を伸ばすと、ハクサンムーンを一気にかわしてゴール。力の差をまざまざと見せつけた。

 ガッツポーズで喜びを表した岩田は「中団から抜け出してゴールまでよく伸びてくれた。これからも無事にこの馬の走りを一戦一戦味わいたい」と満足げに笑った。

 2着には末脚伸ばしたドリームバレンチノ、3着は粘ったハクサンムーンが入った。

 ◇ロードカナロア 父キングカメハメハ、母レディブラッサム。北海道新ひだか町のケイアイファーム生産、馬主はロードホースクラブ。戦績は15戦10勝(うち海外1戦1勝)、G13勝を含む重賞6勝。獲得賞金は5億3065万900円(うち海外8524万2900円)。

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