【マーチＳ】グランドシチー　直線一気の末脚で重賞初制覇！

　第２０回マーチＳ(Ｇ３、ダート１８００メートル・晴良１６頭）は２４日、中山競馬場１１Ｒで行われ、津村騎手騎乗の２番人気、グランドシチー（牡６＝相沢厩舎、父キングカメハメハ、母レディクラシック）が、直線で鋭く伸び差し切り優勝した。勝ち時計は１分５２秒６。

　まずまずそろったスタートからバーディバーディが先頭にたち、２番手にタカオノボル、３番手にジョヴァンニがつける展開。

　４コーナーから直線に入ると、先頭のバーディバーディが後続を大きく引き離し逃げ切りを図る。残り２００メートルを切ると、グランドシチーが外から鋭く脚を伸ばし先頭に迫りゴール手前で並びかけると、最後は粘るバーディバーディを鼻差制し重賞初制覇を果たした。

　２着バーディバーディから２馬身差の３着はフレイムオブピースが入った。

　◇グランドシチー　北海道新ひだか町の幌村牧場生産、馬主は友駿ホースクラブ。戦績は２４戦８勝（うち地方１戦０勝）、重賞は初勝利。獲得賞金は１億８７６２万７千円（うち地方５２９万円）。