【朝日杯FS】クラウンレガーロ 日吉師にG1初挑戦Vを!

[ 2012年12月12日 06:00 ]

連対率100%のクラウンレガーロ

 クラウンレガーロは初めてのマイル戦だった前走・デイリー杯2歳Sで0秒1差2着に好走。新馬戦1着、小倉2歳S2着と、結果を残してきた1200メートル戦から一気に400メートルの距離延長を難なくこなした。「体の使い方が柔らかく、速いところに行けばスッと時計を出せる。まだまだ成長の余地があるが、現時点でも素質を感じている」と日吉師は愛馬に熱視線を送る。

 デビュー前は「頼りなさがあった」というレガーロ。大分県の海岸にある育成牧場で、砂浜の上で調教して足腰を鍛えた。「深い砂での調教で力をつけた」と師。デビューから【1200】の安定感は“砂浜トレ”の成果の表れ。「夏に比べて体もふっくらした」と成長著しい。

 昨年3月開業の日吉師は、今回がG1初挑戦。「もっと緊張すると思ったが、そうでもない。ファンファーレが鳴る頃には、パニックになってるかもしれないが…」と笑う。平常心で初めての大舞台に臨む。

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2012年12月12日のニュース