【函館記念】パラダイスに強力味方！谷中厩務員が担当

＜函館記念＞絶好調トウカイパラダイスが函館記念に挑戦

　今週で函館開催も終了。ラストを締めくくる「第４８回函館記念」の注目はトウカイパラダイス。前哨戦の巴賞を快勝し初タイトルを狙う。今年３月に１０００万を卒業して以降、５戦３勝２着１回の快進撃。田所師は「以前はソワソワする面があったが、前走はパドックでも返し馬でも落ち着いていた。天皇賞（春＝１０着）、目黒記念（２着）と使って、馬も大きい舞台の雰囲気に慣れて自信をつけたようだ」とメンタル面の成長を強調する。

　担当は０５～０７年に函館記念を３連覇したエリモハリアーと同じ谷中厩務員。血統背景も体形も違う２頭だが「顔つきは似てきたかな」と話す。「スタミナがある馬だから、前走の１８００メートルじゃ走り足りないみたい。元気いっぱいだよ」と中１週でも疲れ知らずだ。偉大な先輩が活躍した地で、さらなる飛躍の第１歩を踏み出す。