【日本ダービー】アルフレード、世代の頂点へ再び

[ 2012年5月26日 06:00 ]

<日本ダービー>強気な姿勢を崩さないアルフレード

 2歳王者アルフレードは角馬場で入念に体をほぐしてから、南A(ダート)コースでキャンター調整。520キロを超える雄大な馬体の持ち主だが、軽やかな脚さばきで駆け抜けた。美浦組では唯一、土曜輸送で東京競馬場入りするため、これが最終調整になる。

 手塚師は「前走(NHKマイルC2着)は当日輸送でイレ込んでいたので、前日に持って行くことに。いい方に出てくれれば」と説明。追い切り後に発表された馬体重は前走から10キロ増の526キロ。「いつも輸送で10キロぐらい減るし馬体重は前走と同じぐらい」との見通しだ。

 今年初戦のスプリングSは12着に敗れたが、前走できっちり巻き返してG1馬の意地を見せた。大型馬だけにレースを使われながら、気配は上昇。指揮官は「走れる態勢は整っているし、言うほど力差はないと思う」と強気な姿勢を崩さない。デビュー3連勝で2歳王者に輝いた素質馬が、再び世代の頂点を目指す。

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2012年5月26日のニュース