「白面のダービー馬」ダイナガリバー、死す…

[ 2012年4月27日 06:00 ]

86年、ダービーを制したダイナガリバー(中央)

 86年ダービー馬ダイナガリバーが26日、けい養先のノーザンホースパーク(北海道苫小牧市)で疝痛(せんつう)のため死んだ。29歳だった。

 美浦の松山吉三郎厩舎に所属し、85年デビュー。増沢末夫騎手(引退)とのコンビでダービーを制し、同年の有馬記念も勝って年度代表馬に選出された。額から鼻に抜ける大流星がトレードマークで「白面のダービー馬」と呼ばれた。87年引退後はノーザンテーストの後継馬として種牡馬入り。ファイトガリバー(96年桜花賞)、ゴーイングスズカ(98年目黒記念)などを送り出し、01年に種牡馬引退後は同パークで余生を送っていた。

 ▼社台ファーム吉田照哉代表 社台グループに初めてダービーの栄冠をもたらしてくれた馬。父の吉田善哉が涙を流して喜んでいたのを思い出します。

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2012年4月27日のニュース