えっ！オルフェ、早くも凱旋門賞１番人気に！？

凱旋門賞，イギリスのブックメーカーで早くも１番人気となったオルフェーヴル

　昨年の３冠、有馬記念を制し、今秋は凱旋門賞制覇を目指すオルフェーヴル（牡４＝池江）が、その凱旋門賞で早くも“１番人気”に支持されていることが１７日、分かった。

　イギリスのブックメーカー（賭け業者）ベットフェア社が凱旋門賞（１０月７日、フランス・ロンシャン）の前売りオッズを他社に先駆けて発表。昨年の凱旋門賞を５馬身差圧勝したデインドリーム（牝４＝ドイツ）、地元のヴェルメイユ賞馬ガリコヴァ（牝４＝仏）などを抑え、日本の３冠馬を７・８倍で堂々たる１番人気に支持した。

　ディープインパクトが出走した０６年の同時期は前年優勝馬ハリケーンランが人気を集め、ディープは決して１番人気ではなかった（レース直前は１番人気に推す社も出た）が、競馬の本場ではオルフェーヴルにディープ以上の高い能力を感じ取っているようだ。

　オルフェーヴルは阪神大賞典の２周目３コーナーで逸走（２着）したことを受け、１１日に調教再審査を受けて合格。天皇賞・春（２９日、京都）に無事出走できることとなり、Ｇ１・５勝目を目指して調教のピッチを上げている。１週前追いは１９日。調教再審査時と違い、今回はメンコ（覆面）は着けない。

　▼池江師　まだ先の話だし、そんなに人気にならなくていい。あまり注目されすぎてもマークされてしまうからね。