【中山記念】西園厩舎の古豪逃げ馬

[ 2012年2月23日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=22日】今週の重賞には西園厩舎の“逃げ”2頭がスタンバイ。調教スタンドに向かって歩いてきた西園師を坂田が取材すると「何度でもしゃべるよ」と歓迎ムードで答えてくれた。まずは中山記念のシルポート。開門直後の坂路を軽快に駆け上がってきたが、4F54秒3~1F13秒8はこの馬にしては時計がややかかった印象。それでも「先週もやっているので状態に関しては申し分ない」とトレーナーは自信をにじませた。

 そしてもう1頭、阪急杯のヘッドライナーはこの日の坂路で5番目となる4F52秒5。さすがの好時計に「動きはいいよ」とうなずき「1400メートルでも昨年のテレビ愛知オープンで強い競馬をしているので」と1F延長も問題視していない。共に思い切った逃げが持ち味だが「最近は楽に行かせてくれない」とポツリ。前走の2桁着順で人気が下がるようならそろそろマークが外れての一発があるか。

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2012年2月23日のニュース