【ダービー】キングダム右前脚ザ石発症…出走は？

運動から帰ってきたローズキングダムの歩様を心配そうにチェックする橋口師（右）

　ダービーに出走予定の２歳王者ローズキングダム（牡＝橋口）が右前脚のザ石を発症していることが判明、２６日に予定されていた最終追いは２７日に変更された。異変が起きたのは２５日の調教中。入念に歩様をチェックしてから坂路を４Ｆ６４秒９で駆け上がったが、その後の上がり運動で歩様に違和感が見られた。詳しく調べたところ、ザ石が判明。冷やすなどの処置がとられた。ただし症状としては軽度でダービーへの出否は、状態を見て判断されることになる。

　▼橋口師　調教前の並脚では分からなかったが、歩様に違和感があった。右前のザ石でちょっと痛みがあったみたい。処置をしたことで痛みはだいぶ和らいでいる。まだ（出否の）決定はできない。水曜朝の状態を見て、何も問題なければ調教をして、木曜に追い切って出走します。

　◆ザ石　蹄底の炎症および内出血。蹄をぶつける、石などの硬いものを踏むなどの原因が考えられる。