「絶対に買いたかった」タキオン牝馬、4515万円落札

[ 2010年5月18日 06:00 ]

4515万円で競り落とされた「フォレストゾーン2008」

 2歳馬(1歳馬も5頭参加)の調教セリ「千葉サラブレッドセール」が17日、千葉県船橋市の船橋競馬場で行われ、2歳馬53頭が上場、36頭を売却した。社台ファームから良血馬が多く上場したこともあり、売却総額は5億2668万円(以下すべて税込)を記録。07年(3億8304万円)を上回る同セールのレコードをマークした。

 最高価格は公開調教で2F23秒7、1F10秒5(ともに1番時計)を出した血統名「フォレストゾーン2008」(牝、父アグネスタキオン)。スイートピーS2着馬で今週のオークスに出走するニーマルオトメ(田村)の半妹を、ビッグレッドファームが激しい争奪戦の末に4515万円で競り落とした。同ファームの創始者・岡田繁幸氏は「絶対に買いたかった。迷いはなかった。バランスがいいし、動きが1頭突出していた。決して高い値段ではない」と満足そうだった。なお、預託厩舎は未定。

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2010年5月18日のニュース