【AJC杯】トゥーレに名手「ベリーハッピー」

[ 2010年1月21日 06:00 ]

ルメール騎手を背に坂路を駆け上がるキャプテントゥーレ

 名手ルメールが再び日本に帰ってきた。「タイのプーケットで家族とリフレッシュ。まとめて休めるのは1年でこの時季ぐらいだから。エネルギーをいっぱいにしてきた」とほおを緩ませた。やる気をみなぎらせてキャプテントゥーレの追い切り騎乗だ。

 この馬の坂路追いはいつも小気味いい。テンはセーブ気味だったが、ラスト2Fでグンと加速してシャープな脚さばき。4F54秒2で、ラスト1F12秒2とさすがの切れ味だ。ルメールは開口一番「ベリーハッピー」と手応え十分。
 「素晴らしいアクションで、フィニッシュまで力強かった。DVDでレースを見ているが、印象通り扱いやすい馬だったね」
 除外で間隔があいた心配はなさそうだ。ただ、今回は初距離2200メートル。陣営も「少し長い気がする」と懸念を表明しているが…。
 「中山なら大丈夫!」と日本の競馬をよく知る名手は自信ありげ。距離への不安を一掃している。

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2010年1月21日のニュース