池添“連発モード”の光景

[ 2010年1月21日 06:00 ]

 【東西ドキュメント=栗東20日】調教スタンド1Fの喫茶コーナーには「池添」の名前を記した紙がズラズラッと並んでいる。これが何かといえば重賞勝利を挙げた関係者の寄付を表すものであり、そのお金は運営費の一部に充てられている。有馬記念の分は新年を迎えて外してあるが池添は今年すでに重賞V2。“連発モード”はこんな光景にも表れると菱田は思った。

 「気分?チヤホヤされるから嫌な感じ。でも若いころなら調子に乗るけどもう30歳ですからね」
 競艇の王者・松井繁からも電話で「調子乗るなよ」とクギを刺されたそうだ。もちろん笑い声でだ。先輩ならではの荒っぽい祝福に池添はうれしくてたまらないという顔。
 「父親の厩舎の馬で重賞を勝ったのは久しぶりだし良かった。(馬具の)チークピーシーズはボクが進言したんですよ」
 日経新春杯を勝ったメイショウベルーガは今後、阪神大賞典を経て春の天皇賞を目指す。

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2010年1月21日のニュース