英で報道!皇成は“日本のベッカム”だ

[ 2009年9月14日 06:00 ]

 英国遠征中の三浦皇成騎手(19)が海外初騎乗初勝利を飾った。12日(日本時間同日深夜)、当地のフォスラス競馬場で行われたトートスポーツドットコムハンディキャップ(芝2800メートル=8頭立て)にロイヤルダイヤモンド(セン3)で挑戦。冷静な騎乗で勝利に導いた。

 道中は5番手を追走。4コーナーで3番手に上がると、直線は外から豪快に差し切った。三浦は「敏感な馬だったので折り合いに気をつけて乗った。ペースは日本に比べて遅かったが、日本でのスタイルを崩さないように意識した。うまく乗れたと思う。今後もさまざまな競馬場で何回も騎乗することで、英国の競馬を吸収していきたい」と意欲的に話した。
 一夜明けた13日はいつも通りニューマーケットで調教に騎乗、厩舎作業に精を出した。当地では“日本のベッカム”のようなアイドルジョッキーが初勝利を挙げたと報じられている。14日はヨークシャーのレッドカー競馬場で3鞍にエントリー。海外2勝目を目指すが、今後さらに騎乗依頼が舞い込みそうだ。(平松さとし特別通信員)

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2009年9月14日のニュース