【天皇賞・春】盾先手争いゴングは鳴った

[ 2009年4月29日 06:00 ]

 【東西ドキュメント 栗東28日】レースはもう始まっている?28日朝の調教スタンド2階。テイエムプリキュアの五十嵐師を取材する原口のそばをホクトスルタンの庄野師が通りかかった。

 五十嵐師「とにかく行くだけやから。うちは共倒れでもええよ」
 庄野師「僕はよくないです。行くなら思い切り行ってください」
 単騎逃げが理想なのはどちらも同じ。場外戦で五十嵐師が先制“口撃”を仕掛けたわけだ。ちゃめっ気ある同師らしい。出来もいいんだろうと原口は感じた。
 プリキュアは6歳だが、本当に元気いっぱい。全休日明けは坂路2本。ともにラスト1F16秒台と追い切り前日にしてはハードな内容だった。
 「結果はともかく、ワクワクさせる楽しみがある。それだけでも値打ちがあるんじゃないか」と五十嵐師。大逃げで場内をわかす。それがゴール前まで…。

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2009年4月29日のニュース