オレンジ“下克上”成功/TCK女王盃

[ 2008年1月17日 06:00 ]

内田博と初コンビを組み、重賞初制覇を飾ったラピッドオレンジ

 交流重賞「TCK女王盃」が16日、大井競馬場で行われ、6番人気ラピッドオレンジが3番手追走から抜け出し重賞初V。06年3月開業の小笠厩舎も初の重賞制覇となった。JRA勢5頭が掲示板を独占し、1~3着は同じ社台RHの勝負服。来月、中央騎手2次試験(規定で1次免除)受験予定の内田博と初コンビを組んだ準オープン馬が一気に重賞ウイナーだ。「スタートが良かったのであとは折り合いだけ。素軽く、爆発力もありそうで乗りやすい」と同騎手。今後もダート交流重賞路線を歩む。

 ▼ラピッドオレンジ 父エルコンドルパサー 母オレンジピール(母の父サンデーサイレンス)牝5歳 美浦・小笠倫弘厩舎所属 馬主・社台レースホース 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績22戦5勝(南関東1戦1勝) 総収得賞金9278万2000円 重賞は初制覇。同レース内田博騎手、小笠師ともに初制覇。

 2着デアリングハート(藤田)一番力があると思っていたし、スローで教科書通りに運べただけに重量差としか言いようがない。ただ、ただ残念。

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2008年1月17日のニュース