Dシグナル末脚さく裂/シンザン記念

[ 2008年1月13日 16:03 ]

 第42回シンザン記念(G3、芝1600メートル)は13日、京都競馬場で行われ、1番人気のドリームシグナル(牡=西園、父・アグネスデジタル、母・ダイイチアピール)が直線で大外から豪快に追い込んで、他馬をまとめて差し切った。勝ちタイムは1分35秒4。

 スタートで遅れたものの慌てることなく後方で脚をため、最終コーナーで外に持ち出すと弾けるように末脚をさく裂させた。

 2馬身1/2差の2着はドリームガードナー。さらにハナ差の3着は先行策を取ったマヤノベンケイ。2番人気のミッキーチアフルは5着。ゲートでタイミングが合わず後ろからの競馬となったが、道中で徐々に押し上げ、直線では中団から脚を伸ばした。

 ▼岩田騎手の話 ペースが速く、馬場が悪かったので、直線入り口でも後ろの位置取りだったことには自分でもびっくりした。馬の力を信じて直線にかけたが、追い切り通り伸びてくれた。(2週連続の重賞制覇については)いろいろと経験できて、自信につながると思う。

 ◆ドリームシグナル 3歳牡馬、父アグネスデジタル、母ダイイチアピール。北海道新冠町のコスモヴューファーム生産、馬主はセゾンレースホース。戦績は6戦2勝、重賞は初勝利。獲得賞金は7206万円。

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2008年1月13日のニュース