【名人戦】藤井聡太名人 角引きに新構想 第3局は相雁木

[ 2026年5月7日 12:09 ]

名人戦第3局に臨む藤井聡太名人(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 藤井聡太名人(23)=王将など6冠=が糸谷哲郎九段(37)の挑戦を受ける第84期名人戦7番勝負第3局は7日午前9時、石川県七尾市「のと楽」で糸谷の先手で始まった。ここまで藤井の2勝0敗で迎え、戦型は相雁木(がんぎ)へ進んだ。

 糸谷は中住まい、藤井は左辺へ王を寄せた後の42手目、3段目に上がった角を1段目へ引いて展開した。未知の局面へ踏み出したのは、藤井だった。

 第1局は先手・糸谷が初手から2手連続、1筋の歩を突いた。第2局も後手・糸谷が6手目、変化球を投じた。角道を開け、左金を上がった後に今度は左銀を上がった。藤井にわざわざ飛先の歩の交換を迫った。

 「毎局新しい構想と、人間の粘りを見せていけたら」。第1局終局後、糸谷がシリーズに懸ける思いを語ったが今回は藤井。前日は対局場検分前、2024年元旦に発生した能登半島地震で被害を受けた近隣の復興工事を視察。「楽しみにしてもらえる方々の期待に応えられるように、精一杯頑張りたい」と意気込みを語っていた。3段目に跳ねて戦機をうかがう右桂にひもをつけ、強く攻め合う姿勢を盤上に示した。

 正午から昼食休憩に入った。持ち時間9時間から糸谷は27分、藤井は2時間5分消費した。昼食メニューは両者、能登プレミアム海鮮丼。午後1時から再開される。

「藤井聡太」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年5月7日のニュース