福間香奈女流5冠 「前進」「いくつか不安」 最終答申を受け会見

[ 2026年5月2日 12:38 ]

公式戦番勝負規定検討委員会が取りまとめた最終答申について意見を述べる福間香奈女流5冠
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 女流棋士の妊娠・出産に伴うタイトル戦実施方針を検討する公式戦番勝負規定検討委員会が先月30日に取りまとめた最終答申について、妊娠・出産のためタイトル戦出場権を失う連盟規定(現在は削除)に異議を唱えた福間香奈女流5冠(34)と弁護団が2日、大阪市内で会見した。福間は「一女流棋士の権利を考慮して考えてもらえたことに感謝したい」と評価。松田真紀弁護士が「答申は前進」とした判断についても同意した。一方で「いくつかの不安が残るところもあった」とも指摘した。

 最終答申では該当の女流棋士に対応する専用窓口を連盟内に設置し、タイトル戦実施時期を可能な限り調整するなど各棋戦の事情に応じ個別に判断するとしている。日程調整が困難な場合はタイトルを返上し、翌期の予選上位から出場するスーパーシード案も複数提示。福間が希望した暫定王者制採用については消極的な見解を示した。

 同委員会は福間の要望を受けて発足。計8回の会議を経て対応指針案を作成した。

 今後、連盟がどう規定を打ち出すのか。主催者や協賛社の要望、対局相手との公平性などの前に妊娠・出産と向き合う女流棋士の権利が後退して扱われる懸念も抱くという。「子供を望むことを躊躇する規定にならないこと、対局と両立できる規定になることを望みたい」。女流の全8冠中5冠を保持する第一人者は日々の対局と並行しながら、注視していく。

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