モグライダー・芝 「逆賊の幕臣」で大河初出演 くっきー!ら芸人の大河出演が増加するワケ

[ 2026年4月24日 12:00 ]

2027年NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」に出演するお笑いコンビ「モグライダー」の芝大輔
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 NHKは24日、お笑いコンビ「モグライダー」の芝大輔(42)が2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」に出演することを発表した。芝がNHKのドラマに出演するのは初めて。近年、大河には多数の芸人が出演している。大河でお笑い芸人が重宝されるワケとは。

 幕末に勝海舟のライバルと言われながら、明治新政府に「逆賊」と見なされ歴史の闇に葬られた小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)の生涯を描く作品。幕臣として日本の近代化を進めようと国内外の諸勢力と外交や情報戦を繰り広げていく。俳優の松坂桃李が主演を務める。

 芝は身の処し方が器用でスマートなちょっと皮肉屋な小栗の幼なじみ・朝比奈昌広(あさひな・まさひろ)を演じる。大河出演に「まず自分に大河ドラマ出演のお話がきた時は驚きで笑ってしまいました。人間は本当にびっくりした時、笑うものなんだなと再認識したのを覚えています」と驚きいっぱい。「そして自分が昔から好きで興味のあった江戸末期から明治の時代が舞台という事でその世界に入っていけるのが凄く楽しみです。朝比奈は将軍の小姓という武士らしい経歴の人物ですので作法や仕草などもしっかり体現出来るように頑張ります」と意気込んだ。

 芝はこれまでTBS「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(24年)、日テレ「放送局占拠」(25年)などのドラマに出演。自然な演技と色気ある佇まいで話題を集めていた。「役者に興味あるか?」という質問に対して、「そんなにはできないって自分では思っちゃう」としつつも、「興味はあるんです」と前向きな姿勢を見せていた。

 「逆賊の幕臣」のキャストに芸人が発表されるのは芝が初めてだが、近年大河には数多くの芸人が出演している。24年の大河ドラマ「光る君へ」にはお笑いトリオ「ロバート」秋山竜次が真面目で曲がったことが大嫌いな藤原実資役、お笑いコンビ「はんにゃ.」の金田哲がお調子者で気品あるエリート貴公子・藤原斉信役で出演。共に“三枚目”ではない役柄を高い演技力と唯一無二の存在感で演じ、高い評価を得た。

 25年大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では「野性爆弾」のくっきー!がのちに葛飾北斎となる勝川春朗を演じた。くっきー!は芸術家特有の狂気と奇抜な発想を表現し、「ハマリ役」として話題になった。エンタメを題材にした大河ということもあり、他にも「ネプチューン」の原田泰造、有吉弘行、「ダチョウ倶楽部」の肥後克広、「爆笑問題」の太田光、田中裕二、ひょうろくら多数の芸人が登場した。

 現在放送中の「豊臣兄弟!」には「タイムマシーン3号」の山本浩司、関太、岡野陽一が出演し、インパクトを残した。

 テレビ局関係者は「漫才やコントは間やトーンが重要。同じ台本でも少しのズレで笑いの量が変わってしまう。笑いを取るのに必要な間やトーンを熟知しているため、演技でも絶妙な間や言い回しを表現するのがうまい。また、バラエティー番組とのギャップや俳優陣とは異なる色が作品に幅をもたらす」と話す。

 芝の初めての大河でどのような存在感を発揮するのか、注目だ。

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