「あの歌詞は未来の私へのメッセージだった」7限目のフルール・勝見奏花が語る“青春のすべて”と表現者としての進化

[ 2026年2月14日 07:30 ]

【画像・写真1枚目】「あの歌詞は未来の私へのメッセージだった」7限目のフルール・勝見奏花が語る“青春のすべて”と表現者としての進化(撮影・大野田 咲穂)
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 長野県佐久市の佐久長聖高校から生まれた、現役女子高生による学校公認アイドルグループ「7限目のフルール」(ナナフル)。3年間の集大成となるベストアルバム「僕らが描いた物語」を手に、卒業を控える初期メンバーの勝見奏花(そな)が、弾けるような笑顔でインタビューに応じた。次から次へと言葉があふれ出す様子は、まさに天真爛漫な等身大の女子高生。しかしその言葉の端々には、未来を見据える確かな意志が宿っていた。(「推し面」取材班)

7限目のフルール特集|全員独占ソロインタビュー

 「私たちが過ごしてきた青春のすべてが、ぎゅっと詰まった作品」。アルバムについて聞くと、明るい笑顔を輝かせた。つらかったこと、楽しかったこと、初めてだらけだった挑戦の日々。「聴いていると、3年間の思い出がぶわーって蘇ってきて…。あ、この曲の時はあんなことがあったな、とか。本当に、私たちの“卒業アルバム”みたいだなって思います」。少し早口で、楽しそうに言葉を紡ぐ。

 数ある楽曲の中でも、ひときわ強い感情がこみ上げるのは、2ndシングル「君はフルール」だという。「ライブの最後の方って、正直もうヘトヘトなんです(笑)。でも、この曲のイントロが流れた瞬間に、ファンの方たちが盛り上がってくれるのが分かって!その声援が、本当に翼を授けてくれるみたいに『あと1曲1曲頑張ろう!』って思えるんです!」。ファンと一体になる瞬間が、エネルギーの源だった。

 そして今、この曲の一節が、胸に深く響いている。「『今はやがて思い出になる 種を蒔こう 君はフルール』。リリースした当初は、これからどんな経験をするのか全く分からなかった。でも卒業が見えてきた今、この3年間で本当に素敵な経験をさせてもらえたなと感じます」。未来を歌っていたはずの言葉が、時を経て過去からのメッセージに変わる。「今思うと、あの歌詞が未来の私に向けたメッセージだったのかな」。その気づきこそが、勝見が駆け抜けた3年間の証しだ。

 ただ元気に歌い踊るだけだった少女は、いつしか表現者としての深みを身につけていた。最新曲「キミはたからもの」では、これまでのフレッシュさとは一線を画す「儚さ」の表現に挑む。「この曲は、今までのナナフルとはちょっと違うんです。だから歌い方も、裏声や息を多めに使うことを意識して、切ない感じを出せるように頑張りました。表情も、いつもの満面の笑みじゃなくて、少し寂しそうに微笑むくらいで。曲の世界観に寄り添って、歌声と表情で物語を届けられたらなって」。一つ一つの言葉を丁寧に選びながら語る姿からは、表現に対する真摯な姿勢がうかがえた。

 グループの歴史そのものであるアルバム、そしてファンと共に育てた大切な曲。そのすべてを胸に、アイドルとして過ごした青春が「思い出」に変わる、その瞬間までステージに立ち続ける。

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