7限目のフルール・宮下裕萌、涙こらえた“オレンジ色の景色” 3年限定の儚さを胸に、人の心を動かす未来へ

[ 2026年2月8日 12:05 ]

【画像・写真2枚目】7限目のフルール・宮下裕萌、先輩の卒業と自らの未来 歌詞に重ねる“助走”の日々「どこの道に進んでも正解」(撮影・清水 埜乃椛)
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 アイドルグループ「7限目のフルール」(ナナフル)の2年生メンバー・宮下裕萌。東京・越中島のスポーツニッポン新聞社で行われたインタビューでは、ふんわりとした落ち着いた雰囲気で、ファンとの一体感の中で成長してきた自身の軌跡をゆっくりと振り返ってくれた。3年生の卒業を前に見つめ直す想いとは。(「推し面」取材班)

7限目のフルール特集|全員独占ソロインタビュー

 「私たちのグループの強みは…3年間限定っていうところ。だからこそ、本当に青春が詰まってるし、儚さみたいなものもあるのかなって思います」。少し考えながら、言葉を丁寧に紡ぐように答えた。限られた時間の中で、10人10色の少女たちがいかに成長できるか。それが「7限目のフルール」の物語の核心であり、見る者を惹きつける魅力だ。だからこそ、心に決めている目標がある。「『一つ一つのライブを大切にする』って決めてるんです。その1回1回をしっかり噛みしめて、私たちが成長していく姿を見てほしいなって思います」。

 2年間の活動で、忘れられない光景がある。ライブハウス「harevutai」での一幕だった。『まっさらアオハルセンセーション!』という楽曲に「オレンジに咲く景色を君と一緒に観たいんだ!」という歌詞がある。そのフレーズに合わせ、客席が一斉にオレンジ色のペンライトで染め上げられたのだ。「本当に泣きそうになって…。後からファンの方々がペンライトを配ってくださったと聞いて、すごく素敵な景色だったなって今でも思います」。ファンが作り出してくれた奇跡の光景は、心に深く刻まれている。

 初めてステージに立った日、緊張を上回る「楽しい」という気持ちが原点となった。そして今、ファンが灯してくれたオレンジ色の光が、その道を照らしている。だからこそ、挑戦したいことがある。「10人体制の集大成ライブで、たくさんのオレンジ色の景色を見られたら」。それは、ファンへの感謝を伝えるためのアンサーでもある。

 高校生活最後の1年。自身の進路にも向き合っている。「将来どうしようって今本当に考えているところ」と正直な胸の内を明かすが、その視線は明確だ。「この活動をしていて、人の気持ちを動かすのがすごく好きなので。頑張ってきた努力とか表現力を活かせる仕事に就けたら」。10人体制でのラストライブでは、「この10人でしか出せない一体感とか迫力で、『あの時のナナフルも良かったな』って思ってもらえるようなライブにしたい」と力を込める。

 アイドルとして過ごした日々は、宮下に確かな夢を与えた。「誰かの心を動かせるような人になりたいなって思っています」。ステージの上で輝く時間は有限でも、そこで得た経験とファンとの絆は、彼女の未来を永遠に照らし続けるだろう。

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