「ばけばけ」未定だった“なみ身請け”好演さとうほなみ「幸せな結末をありがとうございます!」

[ 2026年1月23日 08:15 ]

連続テレビ小説「ばけばけ」第80話。なみ(さとうほなみ)は身請け話を受諾し「待っちょれ川の向こう側ー!」――(C)NHK
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 女優の髙石あかり(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は23日、第80回が放送され、遊女・なみが身請け話を受け入れる姿が描かれた。一方、主人公・松野トキの親友・野津サワ(円井わん)は居留守を使い、溝は埋まらぬまま。なみ役を好演した女優・さとうほなみ(36)からコメントが到着した。

 <※以下、ネタバレ有>

 「バイプレイヤーズ」シリーズやNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」など会話劇に定評のある、ふじきみつ彦氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算113作目。松江の没落士族の娘・小泉セツと、その夫で日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、怪談を愛してやまない夫婦の何気ない日常を描く。

 ――印象的なシーンは?
 「ヘブンさんの女中になったおトキちゃんに『どげ?私がやるかもしれんかった仕事は』と聞いたシーン(第47回・12月2日)が印象に残っています。『気遣わんでええのよ、恨みも妬みもしちょらんけん』という台詞が、なみらしいですね。すぐに前を向けるポジティブな人で、カラッとした性格なのが出ていて、ずっとこうして生きてきたんだろうと思いました」

 「『女子(おなご)が生きるには身を売るか、男と一緒になるしかない』という台詞も凄い言葉だとは思いますが、あの時代に遊郭で働くなみにとっては本当にそれしかなかったのだろうと感じます。自分の力は遊郭から出るに及ばないと、ずっと昔に分かっている。男の人がいないと生きていけないと、カラッと言えるくらいには色々あきらめてきたのだと思います」

 ――身請け話に悩むなみ心境は?
 「台詞にもありましたが、若い時に身を売られたなみは本当に天国遊郭しか知りません。だから、そこを出る怖さがあったのだと思います。長年出たいと思っていたはずですが、ずっと夢見てきたからこそ、もし自分が遊郭以外で生きていけなかったら…と不安が勝って。勢い任せにヘブン先生のラシャメンになろうとした時とは違い、今回は現実がドシンとのしかかって恐怖心につながったのだと思います。そんな中、福間さんが『惚れちょる』とストレートに伝えてくれたおかげで覚悟ができました」

 「実は、去年の初夏あたりはまだなみの結末が決まっていなかったんです。制作統括の橋爪(國臣)さんから『なみ、どうする?』と言われて『身請けされる方が幸せです』と返事したけれど、遊郭でめげない姿を見せ続ける方が物語としてはいいのかもしれないという思いも。でも、幸せになりたいと思える相手が現れてよかったです。幸せな結末をありがとうございます!」

 ――なみとサワの関係は?
 「なみはおサワに仲間だと言っていたのに、その後すぐに身請けを決めていましたね(笑)。サワに『無理に出んでもええと思うよ』と言ったのも、的を射ていたのか全く分かりません。余計なお世話だったりもするだろうけど、声を掛けずにいられないのがなみの性格。遊郭の2階からみんなが見えるので、サワを目にして何か抱えているんだろうなぁと気に掛けていたのでしょう。自分はサワとトキの応援団長だと、勝手に思っている節もあると思います。サワを応援したいけど自分の話も聞いてほしい、だから少し押し売りっぽくなってしまうんですよね。なみを演じる時にはちょっと厄介だと思われるくらいのテンションと、それでいて憎めない“ウザかわいい”を意識しました」

 ――今後の見どころは?
 「この先、トキとヘブンの波が激しいお話になっていきます。橋の向こうに渡れたおトキちゃんにも切ないことが起こるし、幸せなのか幸せじゃないのか、それさえも分からなくなってくる。私も早く映像で見たいなと、放送を楽しみにしています。第1週から『ばけばけ』を見て泣いてきましたが、司之介さん(岡部たかし)ってひどいのに、なぜか憎めないですよね(笑)。それは、おフミさんがデキる女だからこそだと思います。私はフミ役の池脇千鶴さんが昔から大好きなので、共演できて本当にうれしかったです!ご一緒したシーンは少ないけれど、池脇さんはじめ松野家の皆さんと現場でいっぱいお話しできたのがいい思い出です」

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