カンテレ岡社長 フジ問題後、社員とのランチ会20回開催約200人と対話「経営に生かせるヒントあった」

[ 2026年1月23日 15:33 ]

カンテレ・岡宏幸新社長
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 関西テレビ(以下カンテレ)の岡宏幸氏(57)が23日、大阪市内の同局で新年社長記者会見を開いた。

 元SMAPの中居正広氏とフジテレビの一連の問題をめぐって、当時フジの専務だったカンテレ・大多亮氏が昨年4月に就任から10カ月で退任。福井澄郎会長が社長を兼務したが、同5月に福井氏が退任し、岡取締役が社長に昇格した。岡新社長はフジテレビの取締役も務めている。

 就任会見で岡社長は「過去の体制に依存しない、独立した視点で経営に当たりたいという覚悟で臨む」「フジテレビの問題をきっかけに業界全体の信頼が揺らいでいる」とし、経営陣は若返りを図り「ガバナンスの徹底とコンプライアンスの強化を最優先でやっていく」としていた。

 前年を「大変は1年でした」と振り返ったが、「各所で“大変な1年でした”というあいさつが枕詞になっていたことを反省している。逆風があることは間違いないですが、社員の知恵を結集し乗り越えていこうと前向きに考えている」と語った。

 就任半年で、企業ガバナンスやコンプライアンスの強化については、10月に「会食・接待ガイドライン」を制定し、あらためて人権尊重とハラスメント防止に取り組むと宣言。12月にはハラスメント相談対応研修などを行ったとした。

 また、岡社長は尾谷牧夫会長とともに8月から社員とのランチ会を開き、意見交換を重ねたと明かした。その数は現時点で20回、参加社員は200人にのぼるという。「やってよかった、経営に生かせるヒント、気づきもありました」と語った。また、「バラバラの部署でしゃべったこともないという社員がいた知らない社員同士が接するいい機会になったという意見が多かった」という。、今後は管理職の社員も含め「社員全員に話を聞きたい」とした。

 岡社長は自身が役員も務めているフジテレビについても、コンプライアンス強化に加え、業績回復にも取り組んでいるとし「清水(賢治)社長の強いリーダーシップで会社は前に進んでいるなと思う」と感触を語った。

 ◆岡 宏幸(おか・ひろゆき)1968年(昭43)10月18日生まれ。91年4月にカンテレ入社。営業部長、編成部長、編成局長、コンテンツデザイン局長、人事局長を経て、23年6月に取締役に就任。24年7月からはコンプライアンス推進局担当取締役も務めていた。25年6月19日に株主総会、取締役会を経て社長に就任した。

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