【紅白リハ】郷ひろみ 70歳の節目で紅白卒業「一区切りつけたい」 16年連続38回目出場

[ 2025年12月30日 05:30 ]

紅白ジャケットを着用し、笑顔でポーズする郷ひろみ(撮影・須田 麻祐子)
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 歌手の郷ひろみ(70)が29日、あす大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」(後7・20)を最後に、紅白から卒業することを発表した。古希を迎え、新たな気持ちで挑戦を続けていくための前向きな区切りとなる。

 郷は「今年の紅白歌合戦をもって一区切りをつけたい」と、来年以降は出場しないことを表明した。スタッフと話し合いを重ねて出した結論で、「次の時代を担う若い皆さんが、この舞台でさらに輝いていくことを心から応援していきたい」と理由を説明した。この大きな決断は、会見に先んじてファンクラブサイトで支えてくれたファンに報告した。

 今年で16年連続38回目の出場。通算76回の大会の半数に上る数字だ。紅白の舞台は「ボクにとって挑戦であり成長の場」と明かし、特別な意味を感じていた。今回の決断も「終わりではなく、一つの“節目”」と表現。古希を迎え、心機一転して次のステージに進むための区切りであることを強調した。

 「歌への情熱は決してあせない」と、今後も変わらず全力投球する。「黄金の60代」と呼んだ10年間を終え、さらに輝く「プラチナの70代」に突入した。現在も週3日ジムに通い、大好きなお酒を断ち、質の高い睡眠を取るなど、「郷ひろみ」であり続けるための努力は惜しまない。関係者によると、来年の新曲発売や全国ツアーに向けて既に準備中。過去には北島三郎(89)が勇退から5年後に復活出演しているだけに、活動を続けた先には再び紅白の舞台に立つ日が来るかもしれない。

 ラストステージでは、大ヒット曲「2億4千万の瞳―エキゾチック・ジャパン―」を歌唱する。「ボクらしく楽しいステージにしたい。走るイメージの通り、今年も走るんじゃないですか!」と最後までらしさを貫く。歌唱前には、出場38回の歴史をたどる映像も用意されている。

 大きな報告をした会見だが、湿っぽさはなかった。「見つけた時から“今日は絶対これを着よう!”と決めていた」という紅白柄のジャケットで、代名詞のジャケットプレーをカメラマンに見せつけた。希代のエンターテイナーは明日、笑顔で紅白に別れを告げる。

 【郷に聞く】

 ――紅白への思いは?

 「僕にとって特別なステージ。挑戦でもあった」

 ――古希になったことが決断の理由?

 「何年か前から考えていたが、70歳になってみて節目は今年かなと」

 ――区切りの決断は自身で?

 「僕が言い出した」

 ――続けてほしいという声は絶対あるが。

 「本当に多くの方に支えられて今日まで来た。僕自身が終わるわけではない。これからもファンの皆さんと同じ景色を眺めていきたい」

 ――紅白の一番の思い出は?

 「パッと浮かんだのは、SHIGEKIXとブレイキンをやって逆立ちをしたこと。たくさん練習した。それと、土屋太鳳ちゃんとの『言えないよ』。あれは衝撃的だった」

 ――今年一年を漢字で振り返ると。

 「今年がホップ、来年がステップ、再来年がジャンプ。だから“動”。まだまだ動くという意味もある」

 【郷演出アラカルト】

 ▽1974年 初出場の翌年は西城秀樹さんと野口五郎を従えて「花とみつばち」を歌唱し、「新御三家」と呼ばれた3人が初めて紅白でそろい踏み

 ▽81年 新御三家に加えて、当時トップアイドルだった田原俊彦、近藤真彦、さらには紅組から岩崎宏美や松田聖子らも参加して「愛のコリーダ」を合同パフォーマンス

 ▽2016年 「言えないよ」を、土屋太鳳のダンスとともに披露

 ▽17年 「バブリーダンス」で注目を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部と共演

 ▽22年 デビュー50周年を記念したメドレー。司会の橋本環奈と「林檎殺人事件」をデュエットで披露

 ▽23年 翌年開催のパリ五輪で正式種目に採用されたブレイキン(ブレイクダンス)に挑戦

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