“ブギの女王”を演じるキムラ緑子「歌、メチャ往生してます」

[ 2025年12月16日 16:00 ]

「わが歌ブギウギ―笠置シヅ子物語―」をPRするキムラ緑子
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 女優のキムラ緑子(64)は16日、大阪市内で「わが歌ブギウギ―笠置シヅ子物語―」(来年1月2~20日まで三越劇場。1月24日~2月1日、京都・南座)の取材会に登場した。本番まであと17日で連日、猛稽古中。「まだできていないところも多く、初日に不安だらけ。でも、なんとかそこまでこぎつけたい」と意気込みを語った。

 “ブギの女王”として一世を風靡(ふうび)した笠置シヅ子さん(85年に70歳で死去)の波瀾万丈の半生が描かれた公演。主演のキムラが若い頃の笠置さんを演じる。オファーが来た際には「天地がひっくり返るぐらいビックリした」というキムラ。常々「いつかは笠置さんを演じたい」と熱望していたが、ようやく念願がかなった。

 戦前から戦中、終戦直後の混乱期に「あの時代、みんなを力づけたり、励ましたり、力の源になる人だった。明るくて強いパワーを持っていた方」とキムラは笠置さんを思う。過去にも多くの女優が笠置さん役を演じており、NHKの23年度後期朝ドラ「ブギウギ」で趣里が笠置役を務めたばかり。「日本中、趣里さんのイメージがあると思うが、違うキムラの笠置シヅ子さんができれば」と“キムラ版・ブギの女王”を作り上げる構えだ。

 問題は歌唱シーン。笠置さんら歌の上手い人にしか歌を作らなかった作曲家・服部良一さんが、笠置さんのために作った歌を劇中で歌う。「最後にはブギのメドレーがあって、ちょっと大変。メチャ往生してます」と苦笑い。パフォーマンスしながら、舞台狭しと動き回って歌うため「息が途切れたらダメ」と稽古では走りながら歌って、息を持たせる練習をしている。「それが一番のプレッシャーですね」と明かした。

 東京に続いて京都・南座での公演には別の思い入れもある。同志社女子大出身で、学生演劇にはまり、卒業後は京都で劇団を立ち上げ、長く京都で活動したキムラ。「京都は第二の故郷。ここからスタートした。南座もよく通った場所。まさかその南座で笠置さんのお芝居をできるなんて、夢にも思ってなかった。不思議な感じ」と感慨深げ。「東京公演で(作品を)みんなで育てて、南座でもっともっとすごいモノにしたい。私自身も楽しみたいです」と心待ちにしている。

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