古市憲寿氏、山上被告報道に疑問…通常は「こんなに加害者の人生報じない。感情移入する人出てくる」

[ 2025年12月5日 16:55 ]

古市憲寿氏の公式インスタグラム(@poe1985)から

 社会学者・古市憲寿氏(40)が5日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。奈良地裁で開かれている安倍晋三元首相銃撃事件の裁判員裁判について語った。

 3日の公判には安倍元首相の妻、昭恵さんが被害者参加制度を利用して初出席。山上被告は証言台に向き合う直前、昭恵さんに深く頭を下げた。

 さらに「まず安倍昭恵さんや安倍元首相のご家族には何の恨みもありません。3年半辛い思いをされた。私も突然肉親がなくなる経験をしてきた。弁解の余地はありません。非常に申し訳ないことをした」と謝罪した。

 昭恵さんと親交のある古市氏は「ちょうど山上裁判が始まった10月末に、昭恵さんは京都の清水寺で個展をやってた。それからも分かるように、新しい人生を歩み始めている」とし、「加えて、報道されてる通り、山上被告に強い処罰感情はないと思う」と前置きした。

 だが、「そういうことは置いておいて、これは凶悪なテロ事件であり、凶悪な殺人事件だということを忘れてはいけない」と指摘した。

 「この事件が通常の事件と違うのは、名もなき市民が殺された時には、こんなに加害者側の動機や人生をメディアも報道しない。今回は元総理大臣という強者がターゲットになったからこそ、被告側の動機をすごい細かく報じてますけど、それって果たしていいのかなとも思う」と吐露した。

 山上被告の人生を詳細に報じることで、母が旧統一教会に入信後にしいられた山上被告の不遇な背景が広く知られることとなった。「それによって被告側に感情移入する人も出てくる。だったら普通の事件でも(詳細な被告の背景報道を)やるんですか?ってことになる」と問題点を訴えた。

 これに小籔千豊は「今まで考えたことなかったけど、まったくその通りやと思う。同じ命で加害者を掘り下げる、掘り下げないに差異があるっていうのは今後考えていかないと」と共感していた。

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