市川中車、最後?の松竹座出演で「金龍ラーメンの匂いしっかり嗅ぎたい」

[ 2025年11月10日 16:11 ]

「壽 初春歌舞伎特別公演」への思いを語った(前列左から)市川中車、片岡孝太郎、横山英幸大阪市長、吉村洋文大阪府知事、中村鴈治郎、片岡愛之助(後列左から)中村歌之助、中村壱太郎、中村種之助                               
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 歌舞伎俳優の中村鴈治郎(66)、片岡愛之助(53)、市川中車(59)らが10日、大阪市役所で大阪国際文化芸術プロジェクト「壽 初春歌舞伎特別公演」(来年1月7~25日、松竹座)の発表会見に出席した。

 同劇場は来年5月にいったん閉館。中車は「私は多分、この1月が最後の松竹座になると思います」と切り出し、楽屋口近くにある名物「金龍ラーメン」について「あの匂いを嗅げなくなると思うと本当に寂しい。1月はあの濃厚な匂いをしっかりとかいで思い出にしたい」と、しみじみ語りながら出席者の笑いを誘った。

 「道頓堀五座」と、芝居の街としてもにぎわった道頓堀界わいも、松竹座の閉館で芝居小屋が姿を消すことになる。鴈治郎は「大阪での歌舞伎座がなくなるんではないか?と思う人もいるかもしれませんが全然私はそんなことは思ってなくて、当然、大阪でも歌舞伎の公演は続けていくことになります」と力説。「ただ一番問題なのは(道頓堀に)小屋がないこと。芝居小屋がなくなれば、ただの外国人の集まりになります」と警鐘を鳴らした。

 今はなき道頓堀・中座で六代目を襲名した愛之助も「歌舞伎がなくなるわけではありませんし、何らかの形で続けられると信じております。個人的には道頓堀のどこかに芝居小屋があってほしいな、と思っています」などと追随した。

 同公演は昼の部で「車引」「金閣寺」「らくだ」、夜の部で「女鳴神」「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」「京鹿子娘道成寺」が上演される。

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