「もう自分のペースじゃダメだ」――立ち位置が毎回変わる現場でアイドルカレッジ髙橋舞夏が押した“覚悟のスイッチ”

[ 2025年10月28日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】「もう自分のペースじゃダメだ」――立ち位置が毎回変わる現場でアイドルカレッジ髙橋舞夏が押した“覚悟のスイッチ”(撮影・若林春来)
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 女性アイドルグループ「アイドルカレッジ」(通称アイカレ)の髙橋舞夏が新曲「Owen」のリリースを機に、東京・スポニチ本社でソロインタビューに応じた。加入して約3カ月で感じた自身の“変化の瞬間”。毎回違う立ち位置、限られた出演枠…。過去に別グループでの活動経験がある中でも、「アイカレ」の現場は想像以上の濃度だった。(「推し面」取材班)

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 「Owen」は“応援”というアイドルソングの定番テーマを扱いながらも、アイドルからファンへ、ファンからアイドルへ――。双方の視点を織り込んだユニークな世界観を持つ。

 「アイドルがファンを応援するだけじゃなくて、逆にファンの目線でアイドルを見つめる歌詞もあって。『見上げた先には天使がいた』ってフレーズが特に好きで。ライブ中にもその言葉が浮かんでくる瞬間があるんです。実際にメンバーが“天使”に見えてきて、私は何度も支えられてきました」

 7月に加入してまだ間もない頃、振り入れに苦戦し気持ちが沈んだ時、いつでも支えてくれたのがメンバーだった。「アイカレは立ち位置も歌割りも固定じゃないから、毎回のリハが怖い。でも、どんなときでも先輩たちは優しいんです。LINEで長文をくれたり、自分の立ち位置の確認を一緒にしてくれたり。こんなに人数がいるのに、性格の悪い人が一人もいない。本当にびっくりしました」

 そんな髙橋にとって、「Owen」のカップリング曲「one」が“戦いの始まり”だった。初めてメンバー全員と顔を合わせ、振り入れに挑んだのがこの曲。アイドル経験者として臨んだものの、周囲のスピードと完成度、スキルの差に圧倒され心が折れかけた。

 「『すみません、ここ教えてください』って言うのにも凄く勇気がいって。これまで頑張ってやってるって思ってたことをみんな当たり前にやっていて。『これは自分のペースじゃダメだ』って心の中でスイッチが入りました。私、負けず嫌いだったというのもあるので(笑い)」

 そして臨んだ「Owen」のミュージックビデオ(MV)撮影。グループ加入からわずか1週間後のことだった。現場にはファンもエキストラとして参加しており、顔も名前もまだ知らない人々の視線の中でパフォーマンスすることは想像以上の緊張を伴った。「スモークが噴き出すところが自分の立ち位置で。収録が終わった直後から喉が痛くなって急に体調を崩してしまった」

 緊張の中でも集中していたからこそ体の異変に気付くことがなかった。「凄く夢中だった。映像を見返すとその時の気持ちを思い出します」

 この3カ月、何度も壁にぶつかりながら少しずつ自分のポジションを築いてきた。「誰かの応援が頑張る力に。メンバーそしてファンの方がいるから私がステージに立つ意味もある。私も誰かの天使なれたらいいなって」。その思いがまた次のステージへと走らせていく。

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