「あんぱん」今田美桜 6回目共演の夫役・北村匠海に感謝「尊敬」自身初の老けメークは「技術に驚き」

[ 2025年9月19日 08:15 ]

「あんぱん」ヒロインのぶ役・今田美桜インタビュー(3)

1年にわたる連続テレビ小説「あんぱん」の撮影を振り返ったヒロイン・今田美桜。自身初の老けメークを施した柳井のぶの最終盤ビジュアル(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の放送も、残り1週間(5回)となった。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルにした物語。朝ドラ初主演に挑み、「朝田・若松・柳井」と激動の時代を生き抜く主人公・のぶ役を全うした今田に、撮影の舞台裏を聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。戦争に翻弄されながら、「逆転しない正義」にたどり着く柳井夫妻、のぶと嵩の軌跡を描く。

 夫役の俳優・北村匠海とは6回目の共演。「今回は幼なじみから夫婦になっていくという、今までで一番距離感が近い役。それに1年間という撮影だったので、これまでとは違う北村さんの姿を知ることができました。今までは何事もクールに俯瞰で見ていらっしゃる印象が強かったんですけど、今回はそういう部分もありつつ、意外とひょうきん者なんだなと思いました(笑)」と明かし「私が迷っている時に、そのシーンについて一緒に考えてくださったり、1年間、最初から最後まで支えていただきました。周りをよく見ている方なのでさりげなくサポートしてくださって、凄く尊敬しています」と、あらためて感謝した。

 嵩と結婚した後のターニングポイントとして、のぶが涙ながらに苦悩を吐露した第105回(8月22日)を挙げた。

 のぶ「うちは…何者にもなれんかった。教師も、代議士の秘書も、会社勤めも、何一つ、やり遂げれんかった。嵩さんの…赤ちゃんを産むこともできんかった。嵩さんは子どもが欲しかったやろうに。うちは…」

 嵩「そんなこと…誰のせいでもないよ。僕たち夫婦は…これでいいんだよ」

 のぶ「けんど…けんど、時々思うがよ。うちは何のために生まれてきたがやろうって。精いっぱい頑張ったつもりやったけど、何者にもなれんかった。そんな自分が情けなくて、世の中に忘れられたような、置き去りにされたような気持ちになるがよ」

 嵩「のぶちゃんは、ずっと誰かのために走ってた。いつもいつも全速力で。のぶちゃんがいなかったら、今の僕はいないよ。のぶちゃんはそのままで、最高だよ」

 「のぶとしては、嵩さんの言葉に本当に救われたと思います。ここが自分の居場所なんだと。そこから自分らしく生きることができるようになって、嵩さんを支えることに誇りを持つことができたと思います」

 第125回の劇中の年代は1976年(昭和51年)まで進み、のぶは50代後半に。老けメークは自身初で「こうやってシワを入れるのかとか、シンプルに技術に驚きましたし、何だか楽しかったです(笑)。自分のおばあちゃんのことを思い描いて、演技の参考にしました」。最終週(第26週)は「愛と勇気だけが友達さ」(9月22~26日)。1988年(昭和63年)のテレビアニメ化(「それいけ!アンパンマン」)が描かれる。

 =インタビュー(4)に続く=

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