「今は泳ぎ方を覚えるとき」──Baby'z Breath吉野瑞穂、TIF不出場にも揺るがぬ信念と“私たちのペース”で描く未来

[ 2025年8月16日 17:00 ]

【画像・写真3枚目】「諦めなければ道は続く」──Baby'z Breath吉野瑞穂、新曲に託した“ガラスの意志”(撮影・陽葵はるね)
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 日本最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」(ベイビーズブレス、通称ベビブレ)が熱狂に包まれた8月1日、アイドルグループ「Baby'z Breath」(略称ベビブレ)の吉野瑞穂は、スポニチ東京本社で静かに未来を見据えていた。大きな舞台に立てなかった悔しさよりも、その瞳に宿るのは確かな自信。ソロインタビューでグループの現在地と、これから描く未来像に迫った。(「推し面」取材班)

 「いい意味で、何も思っていないんです」。

 夏の祭典の喧騒が遠くに聞こえる取材日、TIFのステージに立てなかった心境を問うと、吉野は穏やかな表情でそう口にした。その言葉には、焦りや気負いではなく、地に足のついた冷静な自己分析が滲む。「泳げないまま海に放り出されるんじゃなくて、ちゃんと泳げるようになってからたどり着きたい」。目指すのは、一足飛びの成功ではない。一歩一歩、自分たちの実力で未来をつかみ取ることだ。

 その堅実な歩みを支えているのが「他のグループに負けない」と胸を張るベビブレの強みだ。「普段はみんなサポーターのようにお互いを支え合っているんですけど、いざという時にはちゃんと戦える。みんな内に力を秘めているんです」。熱くなるのではなく、冷静に話し合える“大人な関係性”も、グループの推進力となっている。ステージの上で華やかに輝くグループの裏側には、互いを尊重し、高め合う確かな信頼関係があった。

 「個人としては、声優のお仕事も続けながら、ラジオやグラビアにも挑戦したい。好奇心が旺盛なので、まずは全部一度手に入れてみたいんです」。個人の活動への意欲を語る吉野の言葉は力強い。メンバーそれぞれが異なる現場で得た経験やスキルは、やがてグループに還元される。見据えるのは、メンバーそれぞれの力を結集させ、「自分たちで自分たちをプロデュースできるグループ」になるという未来像だ。それは、個々の力が最大限に発揮されて初めて成り立つ、最もクリエイティブな挑戦に他ならない。

 “この景色を、もっとたくさんの人と見たい”。その思いを胸に、今は目の前の海で着実に泳ぎ方を覚えるとき。自らの力でこぎ出し、大きな舞台という大海原にたどり着く日は、そう遠くないのかもしれない。

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