三谷幸喜が手がける三谷文楽の新作が13年ぶりに誕生 「文楽を知らないというのは損」

[ 2025年8月15日 20:00 ]

三谷君人形を持つ三谷幸喜氏(左)、吉田一輔、陀羅助(だらすけ)
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 脚本家の三谷幸喜氏(64)が15日、東京・渋谷のPARCO劇場で作・演出を手がける三谷文楽「人形ぎらい」(16日初日、28日まで)の開幕前会見とゲネプロを行った。

 「三谷文楽」は2012年に誕生し、今作は13年ぶりの新作となる。「ようやく文楽で新作を作ることができた。改めて面白い。こんなにすてきでドリーミーな世界があったんだ。とにかく文楽の世界を知ってもらいたい」と文楽の魅力を力説した。

 登場キャラクターは人形たちで、主人公は脇役の名優、嫌みな小悪党を演じさせたら天下一品の陀羅助(だらすけ)。憎まれ役ばかり演じさせられたことで不満が爆発。劇場を飛び出すことで織りなされる、文楽としては異色のコメディー作に仕上がっている。作中では通天閣に上ったり、スケートボードに乗ったりと三谷氏らしさが全面に出ているという。

 「前回は何も知らない状態で登場人物を10人くらい出した。実際に舞台でやると1体に3人の人形遣いさんがいるから、舞台上が30人くらいで満員電車みたいになってしまった。今回はメインは4人くらいでやっている。その分それぞれの人間模様みたいなのを細かく作ることができた。そこも見どころだと思います」前回からの進歩を語った。

 新作に13年かかった理由を問われると「他にもいろいろやりたいことがあった。でも、やってみるとずっとこの世界にいたくなる」と正直に打ち明けた。同席した文楽人形遣いで監修の吉田一輔(55)からは「次は半分の6年くらいでお願いします」と注文を受けた。
 三谷は「文楽を知らないのは損」と再び魅力を語りつつ「でも、6年は難しいかもしれません」と口にした。

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