エルメス初代バーキン14・7億円で落札した元Jリーガー社長「転売考えてない」「経済的リターンあると」

[ 2025年7月14日 15:50 ]

パリでオークションに出品された、フランスの高級ブランド「エルメス」のバッグ「バーキン」のオリジナル(AP)
Photo By AP

フランスの高級ブランド「エルメス」のバッグ「バーキン」の第1号を落札した日本企業「バリュエンスジャパン」の嵜本晋輔社長が14日、カンテレの生情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」にリモート生出演した。

 初代バーキンは仏パリで競売にかけられ、858万2500ユーロ(約14億7000万円)で落札された。競売では、電話やオンライン、会場に集まったコレクターの間で10分間に及ぶ激しい競り合いが繰り広げられた。競売大手サザビーズによると、史上最高額で落札されたハンドバッグとなった。

 バリュエンスジャパンはブランド品のリユース事業を展開し、嵜本社長は元Jリーガー。「コテコテの大阪人です。高校卒業と同時にガンバ大阪に入団して3年でクビになり、そこから父の事業を引き継ぎ、2011年に会社を設立して独立した」と経歴を明かした。

 今回のオークションでは社長の勘がさえたという。「上場企業として事前に社内外の取締役を含めて予算を作った上で承認を得て入札に参加している。当日、その場の自分のノリで額を積み上げるというのは決してやってはいけない」と説明。「落札前日までは600万ユーロ、約10億円の予算でしたが、自分の直感というか…この額では恐らく落札できないなと思って700万ユーロに上げ、プラス落札手数料で14・7億円が(最終的に承認を得た)僕らの予算でした。それがドンピシャで落札額になって、社内からは“社長神がかってるな”という評価を受けてます」と笑った。

 「14・7億円を入札した後、一騎打ちの競争相手が1分ほど悩まれていた。その1分間が1日のように長く感じて。とにかく早く終わってくれ、言わないでくれ、という感じでドキドキハラハラ…本当に胃が痛くて。ハンマーが叩かれて落札が決まった瞬間はホッとしました」と振り返った。

 古市憲寿氏から「円安の時代に商売として元が取れるんですかね」と問われ、「社名の知名度が上がることでの経済的なリターン、実物に関しても、この3~5年で希少性の高いアイテムは2~5倍、ものによっては10倍に値上がりしている。中でも今回のはストーリー性、希少性が飛び抜けているので、これまで以上の資産的価値がもたらされる可能性が非常に高い。そういったことを含めておそらくリターンがあるという試算を持ってチャレンジしました」と返答した。

 現在、落札したバーキンはパリにあるといい、「少なくとも1~2カ月で日本に到着する見込み」という。「今後は美術館などでの展示を通じて、一人でも多くの日本の方々に実物を見ていただけるよう計画したい」と語った。いつまで所有するのかという質問には「転売することは考えてない」と話していた。

 フランスメディアによると、この黒革のバッグはフランスで活動し2023年7月に死去した国際的な歌手・俳優のジェーン・バーキンさんのために1980年代に作られた。バーキンさんのイニシャル「J・B」が刻まれているほか、バーキンさんが貼ったステッカーの跡も残っている。バーキンさんが約10年所有した後、チャリティー目的で売却され、その後個人が所有していた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年7月14日のニュース