石田ひかり 中国語習得に奮闘中!大人になってからの学びにワクワク「年を重ねるって楽しいこと」

[ 2025年6月22日 05:00 ]

中国語教材を手に笑顔を見せる石田ひかり(撮影・会津 智海)
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【だから元気】 著名人に健康や元気の秘訣(ひけつ)を語ってもらう企画「だから元気!」。今回は女優の石田ひかりさん(53)です。公開中の出演映画「ルノワール」は先月のカンヌ国際映画祭に出品され、初めて海外映画祭に出席しました。多忙の日々の中、中国語の習得に向け奮闘していました。 (構成・塩野 遥寿)

 小学校1年生から3年生まで、父の仕事の都合で台北に住んでいたんです。通っていたのは日本人学校でしたが、スイミングスクールでの会話は中国語。友人たちと言葉を交わす中で、自然と日常会話ができるレベルまで覚えていきました。ですが、それは40年も前の話。ほとんどしゃべれない状態に戻ってしまいました。

 中国語を学び直そうと一念発起したのは昨年6月。カナダに語学留学中の長女に会いに行ったことがきっかけです。ホストファミリーが英語で生活する香港人の方で、私の全く話せない英語よりも、拙い中国語の方が通じたんです。きちんと感謝の気持ちをお伝えして、もっと深いお話をしたいと思って。娘が頑張って英語で生活している姿を見て、私も同じくらい勉強しないと申し訳ないという気持ちもありました。

 長女が留学に行き、同時期に次女が大学の寮に入りました。娘2人が親元を離れて、一気に自分の時間が戻ってきた。そこで、中国語を習っている友人に学校を紹介してもらい、すぐに体験に行きました。映画「ルノワール」の撮影がすぐに始まることは分かっていたので、それまでにとっかかりをつかんでおきたかったんです。

 今は仕事で忙しくて、スマートフォンの語学学習アプリでの勉強がメイン。ただ、その時間すら捻出するのも難しく、お風呂の時間にようやく確保できるくらい。おかげでお風呂の時間も気が休まりません。

 「ルノワール」は先月行われたカンヌ国際映画祭に出品され、私は初めて海外の映画祭に出席しました。カンヌへは乗り継ぎで24時間くらい。移動時間は絶好のチャンスでしたが、私は本当に機械にうとくて…。Wi―Fiに接続できず、アプリでの勉強ができませんでした(笑い)。

 放送中のフジテレビドラマ「続・続・最後から二番目の恋」では、外国人観光客を相手にする中国語通訳を演じています。観光用語は日常的に使う言葉ではないので、本当に難しい。日本語でも難しいお芝居を、外国語でするなんて生半可なことではないと痛感しました。今は中国語でインタビューを受けられるようになることが目標です。

 大人になってからの学びは本当に楽しい。人生100年時代。娘たちが巣立った時「これから50年何しよう」とワクワクしたのを覚えています。中国語の勉強はその一つ。あとは何をするにも健康でいないといけないので、筋トレも始めたい。私たち大人が心身ともに健康で楽しくなければ、若者たちも将来に夢や希望を持てないと思うんです。「年を重ねるって楽しいことなんだよ」と、そんな背中を見せたいですね。

≪フランス語も勉強中≫ 語学学習アプリではフランス語も勉強中で「設問の場面が、なぜかずっとカフェでクロワッサンとエクレアを頼み続ける内容なんです」と苦笑い。「こんなにクロワッサンを頼むものなの?」と疑問を抱いていたが、カンヌの飲食店でその機会が到来。「“ここだ!”と思って“アン、クロワッサン”と言ったら、バゲットが来ました」と渾身(こんしん)のフランス語が通じず。「あんなにお風呂で練習をしたのに…」と悔しそうに笑った。

【「ルノワール」で“見慣れた”不機嫌な母親役】
 出演映画「ルノワール」(監督早川千絵)は、先月のカンヌ国際映画祭で最高賞を競うコンペティション部門に日本映画で唯一選出された。演じたのは、仕事に追われ、家族に対しても常に不機嫌な母親役で、柔和な雰囲気とは正反対の印象だ。だが、作品を見た自身の夫からは「見慣れたママだったね」と言われたという。「私は本当に怒りっぽいんです」と続けたが、その口調と表情はとても穏やかだった。

 ◇石田 ひかり(いしだ・ひかり)1972年(昭47)5月25日生まれ、東京都出身の53歳。86年に日本テレビドラマ「妻たちの課外授業2」で女優デビュー。92年のNHK連続テレビ小説「ひらり」でヒロインを務めた。現在公開中の映画「アンジーのBARで逢いましょう」、「リライト」にも出演。姉は女優の石田ゆり子(55)。

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