伊藤叡王が初防衛「実感がないです」 叡王戦5番勝負第5局

[ 2025年6月15日 05:00 ]

勝利し叡王を防衛した伊藤匠叡王(右)(撮影・西尾 大助)
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 将棋の第10期叡王戦5番勝負は14日、千葉県柏市の柏の葉カンファレンスセンターで第5局を行い、後手の伊藤匠叡王(22)が斎藤慎太郎八段(32)を120手で下し、3勝2敗でタイトルを初防衛した。

 相掛かりの一局は最終盤にドラマが待っていた。挑戦者が優勢に持ち込みタイトル奪取に近づきながら決め手に欠き、劣勢の伊藤が徐々に盛り返す。最後はむき出しになった相手王を豊富な持ち駒で即詰みに。「苦しい時間帯が長かったので(防衛は)実感がないです」と率直な心境を明かす。

 昨年6月、当時全8冠の藤井聡太叡王を下した伊藤は、今回の勝利で戴冠歴が2期となり、七段から八段に昇段。「あまり意識はしていませんでしたが良かったと思います」と控えめに喜びを語った。

 敗れた斎藤は18年の王座以来となるタイトル奪取には届かず「終盤、おそらく勝ち筋があった。悔しいというのが正直な気持ちです」と肩を落とした。(我満 晴朗)

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