関西テレビ大多亮社長 辞任を発表「これ以上続けるのは不適切」 被害女性に謝罪「寄り添うことが…」

[ 2025年4月4日 14:31 ]

4日、囲み取材を行い、辞任を発表した関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長
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 元タレントの中居正広氏によるフジテレビ元アナウンサーとのトラブルを巡る問題で、当時フジテレビ専務だった関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長が4日、囲み取材を行い、辞任を発表した。

 大多氏は冒頭で「本日付で関西テレビの社長を辞任しました」と発表。「第三者委員会の調査報告書において当時の私の対応に厳しい指摘を受けました。その指摘を真摯に受け止め、これ以上関西テレビ社長の職を続けることは不適切と考え、本日付で辞任した次第です」と理由を説明した。「6月の株主総会までは福井(澄郎)会長が社長を兼任します」とした。

 「私が何よりも謝りたいのは女性Aさんに対してです。Aさんの心情に寄り添うことができず彼女を苦しめてしまったこと、本当にお詫びしたい」と被害女性に謝罪した。

 「中居氏や番組を守ろうという意志は全くありませんでした。当初私に入った情報からプライベートな問題と考えてしまい、彼女に取り返しのつかないことが起きたらならないという思いで対応してきました」とし、「そのためには事実を知る者を最小限にする方が良いという港社長の判断や医師の指導を踏まえ、彼女がいち早く回復し、誰にも知られずに仕事に復帰するという望みを叶えることばかりを考えてきました」と弁明。「そのように彼女のためを思って対応してきたつもりでしたが、それは彼女の意思を無視し、彼女に責任を転嫁する行為だったという第三者委員会の調査報告書の指摘を大変重く受け止めています」と語った。

 「その時々の彼女の病状や気持ちを汲み取る努力をすれば彼女にもっと寄り添った対応ができたんじゃないかと深く反省しています」と猛省。「中居氏に関する問題について視聴者の皆様、ステークホルダーの皆様、関係者の皆様、さらに社員の皆様に大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 フジテレビの第三者委員会は3月31日、300ページを超える報告書を発表。被害女性が中居氏からの性被害を同局に申告したものの、当時の港浩一社長と大多亮専務、編成制作局長が「プライベートな男女間のトラブル」と判断していたことを報告。「性暴力に対する無理解と人権意識の低さが見て取れる」と断じた。

 大多氏は31日にコメントを発表。「厳しいご指摘を受けたことを、真摯(し)にそして深く受け止めております」とし、「被害に遭われた女性には、寄り添うことができず、心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。さらに、4月1日の同局の入社式で「このたびは私のフジテレビ時代の問題でこのような状況になっていることを本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。

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