岩田明子氏 石破首相の高額療養費増の方針一転に「衆議院で議論している間にもっと早い決断があっても」

[ 2025年3月9日 10:10 ]

 ジャーナリストで千葉大客員教授の岩田明子氏が9日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。石破茂首相が7日、医療費が高くなった際の患者の支払いを抑える「高額療養費制度」の自己負担上限額の引き上げを見送ると表明したことに言及した。

 石破首相は、今年8月に予定していた負担増も含め「見直し全体について実施を見合わせると決断した」と述べた。今年秋までに改めて方針を検討し、決定する。石破首相は1週間前に2度目の修正を表明したばかりで、方針転換は異例の3度目。がん患者らの訴えや野党の批判に加え、夏の参院選を控えた与党内からも見直しを求める意見が相次ぎ、全面凍結に追い込まれた。

 これを受け、自民党は8日、党本部で幹部会合を開き、2025年度予算案を再修正する方針を決めた。10日にも公明党と協議し、最終決定する見通し。予算案を再修正すれば、参院で可決した後に衆院に戻して再度議決する必要があり、予算の月内成立への日程はさらに窮屈になる。

 岩田氏は「がんは2人に1人がかかると言われる時代。すべての国民が抱えるリスクだと思う。私自身もがんの治療をしたことがありますから、本当に他人事だとは思えなかったんですね。こうしたお金にまず手をつけるというところがどうかなと思いましたし、私は衆議院で議論している間にもっと早い決断があってもよかったのかなと思いましたね」と自身の見解を述べた。

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